阪神ドラフト1位の高山俊外野手(22=明大)が8日、高知・安芸キャンプで攻守にわたってフル稼働した。

 午前中はシートノックやゲームノックで中堅守備につき、午後からの自主練習ではフリー打撃を志願。左腕の高橋投手コーチと対戦するなど、感触を確かめながら打ち込んだ。

 この日の打撃でチェックしたのは右足の踏み込み。ファウルを連発するなど試行錯誤したが、目的意識は高く「普段と違う、足の上げ方をしました。状態が悪かったことも含めて、いい練習になった」と振り返った。これまで右手骨折で慎重に練習してきたが、ようやくフルメニューを消化。「やっと野球をやっているなと。今日から振り込んで、振り込んでいって形を固めていく」と気持ちを新たにした。