中日ドラフト1位小笠原慎之介投手(18=東海大相模)が25日、沖縄・北谷球場で初のシート打撃に登板した。

 打者10人に対して2安打1三振2四球3失点。初めての実戦形式でのマウンドに「立ち上がりが良くなかった。今後の課題です」と1死を取る前に失点を重ねた。しかし3点を失って以降は、直球と新兵器として解禁したツーシームを中心に1本も安打を許さなかった。「ツーシームでカウントを取れたのは良かったし、真っすぐで見逃しを取れたのが大きい」。高橋を外角へのこの日最速142キロ直球で見逃し三振に仕留めた。