ソフトバンク工藤監督が27日、「5番長谷川」構想を明かした。「3、4番は変わらない」と柳田-内川の並びは昨年同様に継続することを明言。メジャー移籍した李大浩が座った5番候補に関して、注目発言が飛び出した。「いい状態ならば、長谷川を置きたい。7番に(中村)晃なら、左右で組める」。3~7番までジグザグ打線の編成が可能。長谷川が復調した場合の条件付きではあるが、相手の嫌がる打線になる。

 長谷川はこの日、7回に代打で登場。左腕チェンから中前に2点タイムリーを放った。「外野フライを打つ意識だった。2球目までには勝負を決めないと。それが明日以降の課題。シーズンでもランナーをかえしたい」。昨年は右足首が回復せずに、30試合の出場に終わった。3年連続日本一の実現へ鍵を握るのは、5番長谷川だ。