破れたロッテ伊東勤監督(53)は初回を悔やんだ。

 1回表、プロ初先発の二木は踏ん張った。楽天先頭の岡島に中前打と二盗を許すも、けん制で刺した。その裏、1死から細谷が三塁打で出塁。先制のチャンスが訪れた。だが、清田は三ゴロ、デスパイネは遊ゴロで0に終わった。

 伊東監督は「初回が全てだった。ピンチをうまく切り抜けて、攻撃につなげたけど。初回に点を取っていたら、流れも変わっていた」と話した。二木が4回以降に失点しただけに、先制点を奪えなかったことを指摘していた。