日本ハム田中賢介内野手(34)が、今季初勝利を目指す大谷に先制点をプレゼントした。

 5回2死一、二塁のチャンスで左中間を破る2点適時二塁打。「あそこはカーブ狙いでいきました。(大谷)翔平に勝ちをつけたいので、まずは先制できてよかったと思います」と、狙い通りに90キロのスローカーブをとらえた。

 この日は初回に中前打、3回には左前打を放っており、5回までに3安打。前夜の延長10回に放った左前適時打を含めて4打席連続安打をマーク。勢いに乗った打線は近藤、中田にも適時打が飛び出して、5回に4点を先行した。