ソフトバンク松田宣浩内野手(32)が延長戦突入直後に決勝の4号ソロを放ち、チームの貯金を今季最多の8に伸ばした。先頭で迎えた延長10回。日本ハム井口の内角直球を左翼席中段に運んだ。4月10日以来、14試合ぶりとなる1発で、チームに逆転勝ちを運んだ。

 「芯に当たった。ちょっと上がり過ぎたけど、久しぶりの本塁打でものすごくうれしかった」

 ここ5試合打点がなく、打撃フォームで試行錯誤を繰り返していたが、8回2死一、二塁からも1点差に迫る右前適時打。納得の打撃をつかみ、次の打席で大仕事をやってのけた。