6日にナゴヤ球場で行われたウエスタン・リーグ中日-阪神戦で、前代未聞の? ものまね始球式が行われた。

 主役は中日小笠原道大2軍監督(42)のものまねでプチブレーク中の「小笠原ミニ大」ことお笑い芸人の比嘉速人(31)。対戦相手は阪神金本知憲監督(48)のものまねで知られる「マネモト」こと福嶋宗樹さん(46)だ。

 小笠原監督と今春キャンプでしっかり親交を深めていたミニ大は、見事に始球式の栄誉をゲット。昨年、惜しまれながら引退した大打者の仕草を登場から完璧にコピーしてみせ、高めのボールを本家さながらの豪快なスイングで空振り。観客よりも両軍ベンチの爆笑を誘っていた。

 本人によると、ヒゲは自前が85%、マジックが5%で「残り10%は気持ちです」。大役を終えたミニ大は「見送ればボールだったけど、全力フルスイングできたのでよかった。フルスイングはこれからも続けていく。泥臭く、コツコツとやりたい」とガッツ魂の継承を誓った。マネモトは「いつか1軍でやるのが夢ですね」と興奮気味だった。また、桑田ます似も応援に駆けつけた。