敗れたら目の前で日体大の優勝が決定する試合で、東海大・青島凌也投手(2年=東海大相模)が4安打1失点で完投した。

 2-1の8回1死三塁のピンチで、東海大バッテリーはスクイズを見抜いた。初球に内角高めへ直球を投じると打球は高く上がって二飛に。次打者を中飛に抑え1点差を守り抜いた。直球には切れがあり、スライダー、チェンジアップを織り交ぜ12三振を奪った。青島は「監督さんからも『目の前で胴上げだけはさせないようにしよう』と言われていました。相手も2年生投手だったので負けたくなかった」と汗をぬぐった。