クローザー球児、再びある! 阪神藤川は今後もダブル守護神の1人として期待される。マテオは3戦連続失点中。藤川本人は「(守護神は)マテオが一番いい」と助っ人を立てるが、金村投手コーチは「球児もいいし、マテオも上がってくる。球児の一番後ろもあり得る」と説明。マテオの連投が続いたり、不振に陥った場合は守護神藤川が登場しそうだ。

 藤川は3連投でセーブ、勝利、ホールドをマークした翌21日、9回サヨナラ勝ちした広島戦で4連投の可能性もあったという。金村コーチは「3連投は全然問題なかった。(4連投も)延長に行ったら、本人は行きますよと言ってくれていた」。藤川本人は「(4連投)できなければ問題でしょう。(ブルペンに)入っている以上」と冷静だが、今季は先発調整でスタートしたにも関わらず頼もしい限り。「勝利のカメレオン方程式」で重役を担う。