日本ハム大谷が3週間の交流戦を「週別起用」で臨む。直近のリーグ戦同様に原則、先発登板は日曜が有力で、火曜から木曜の平日に打者出場が見込まれる。30日に札幌市内の病院内学級を訪問した栗山監督は「アイツにはやっぱりロマンを持ってやってほしいから」と、投打両方の「リアル二刀流」に期待を寄せた。

 次回登板はDH制のない6月5日巨人戦(東京ドーム)。勝利投手&3安打の29日楽天戦を振り返り、指揮官は「昨日やっていいなら(打順)1番でもいける気がした」。交流戦で、投手では異例の上位打順の可能性も示唆した。

 2週目の日曜日、6月12日阪神戦(札幌ドーム)は再び指名打者解除の可能性もある。交流戦の3週目、6月14日からのDeNA主催の3連戦は、当初から守備には就かない方針のため、欠場か代打待機か。曜日や主催かどうかなど、状況に応じて起用される。