トリプルスリー男を封じて交流戦白星スタートだ。日本ハム有原が今日31日ヤクルト戦(札幌ドーム)に先発する。要注意人物に挙げたのは同学年の山田だ。「何とか抑えられるように」。3月20日のオープン戦では2打数無安打1四球だったが、交流戦では初対戦。高校時代も練習試合で対戦したが「(母校)広陵のグラウンドで。結果は覚えていないですね」。山田の母校、履正社に負けた苦い記憶だけが残っている。

 ここまでチームトップの5勝を挙げ、防御率1・61はパ・リーグ1位と、昨季の新人王は先発陣の軸として奮闘する。山田も3番打者として打率3割2分8厘、15本塁打と13盗塁はセ・リーグ1位。「ランナーをためて回さないようにしたい」と、警戒した。投打の同世代トップ対決を制して、交流戦の開幕投手という大役を全うする。