ヤクルト畠山和洋内野手(33)が15日、都内の病院でCTによる再検査を受け、左手有鉤(ゆうこう)骨骨挫傷で復帰まで2カ月と診断された。開幕前から痛めていたが出場を続け、11日ロッテ戦の7回に途中交代。そのまま都内の病院でMRI検査を受けたが不明な部分があり再検査となっていた。登録は13日に抹消されている。

 畠山は3年前に、同じ左手有鉤骨を骨折している。「その時より痛い。復帰までに時間はかかると思うが、しっかり治して戻って来ます」と話していた。MRIで分からなかった部分をCTで再確認。川端チーフトレーナーは「折れていないことは確認できました」と説明した。それでも重傷で、最下位に低迷するだけに、主軸の長期離脱は痛い結果となった。真中監督は「今いるメンバーでやるしかない。若い人にはチャンスと思ってほしい」と話した。