広島鈴木誠也外野手(21)が、2試合連続となるサヨナラアーチをかけた。2点を追う9回1死一、三塁、オリックス平野から左翼席に逆転3ラン。

 17日にも延長12回でサヨナラ2ランを放っており、2試合続けての劇的弾はプロ野球10人目の快挙だ。チームを今季最長の5連勝に導き、2位中日とは今季最大の6ゲーム差。神懸かった広島が首位を突っ走っている。

 2試合連続サヨナラ本塁打は12年バルディリス(オリックス)以来、プロ野球10人目。広島では84年長嶋以来32年ぶり2人目となった。交流戦では11年平田(中日)に次いで2人目。鈴木は21歳10カ月で、前記長嶋の22歳10カ月を上回り史上最年少でマークした。