広島新井貴浩内野手(39)が8回に代打で出場し、決勝の2点適時三塁打を放った。

 同点の8回。無死二塁から2死一、二塁となって、新井が代打に送られた。「スタートでも代打でも関係ない。1打席に集中していた」。追い込まれながら、4球目の高め真っすぐを仕留めた。打球は前進守備の外野の上を大きく越えた。右中間を割る打球に、二塁を蹴って三塁へ豪快に滑り込んだ。

 今季代打5打席目での初安打が、試合を決める適時三塁打となった。