日本ハムが不振の中田翔内野手(27)をカバーする、脇を固める中軸2人の奮闘で追加点を奪った。

 2点リードの3回。1死二塁から3番の陽岱鋼外野手(29)が左越え適時二塁打。「三振だけは避けたかったので、何とかバットに当てることだけを意識しました」と執念の一打。なおも1死二塁で、中田は右飛に倒れたが、2死二塁からベテラン田中賢介内野手(35)がフォロー。左前適時打を放って4点目を奪った。

 「優勝するためにはホークスを倒さないといけないから。得点はいくらあってもいいから、チャンスで打てて良かった」と奇跡の巻き返し実現へ、ネバー・ギブアップを宣言していた。