オリックスが両リーグ最速となる50敗目を喫し、借金20で前半戦を終えた。

 6回に2点を勝ち越し、勝ちパターンの投手リレーに入ったが8回に暗転。吉田一が2死走者なしから2四球と安打で満塁とされ、緊急登板の平野は中田に右中間を割られた。福良淳一監督は「吉田は走者の出し方がまずかった。打たれたならまだしも…」と悔しがった。

 前半戦を振り返って「投打がかみ合わなかった。先発が思うように勝てず、打線もあと1本が出なかった。後半戦に期待する投手は西と東明。最後まであきらめず全力で戦いたい」。