日本ハムOB選手らで編成された「日本ハムOBレジェンズ」が17日、北海道室蘭市の室蘭新日鉄住金球場で西アフリカ選抜と親善試合を行い、10-2で勝利を収めた。

 建山義紀投手(40)森本稀哲外野手(35)ら、ほぼOBで結成したチームは、初回に2点を先制されたが5回に同点。6回に森本の右越え適時二塁打で勝ち越すと、池田剛基内野手(31)の満塁本塁打などで終盤に突き放した。

 事前登録のなかった稲葉篤紀外野手(43)がサプライズ代打で登場。雨が降りしきり、スライディングで水しぶきが飛ぶ悪コンディションの中、9回まで戦い抜き、観衆を最後まで沸かせた。7番手で登板した木田優夫投手(47)は「見に来てくださった方と盛り上がることができた。次あるときは、もう少しやせて臨みたい」と振り返っていた。

 親善試合は、日本ハム球団が用具寄贈などを行う「ブルキナファソ野球を応援する会」をサポートする取り組みの一環として実現。西アフリカ選抜はブルキナファソ、ガーナの15~21歳のメンバーだった。