今季限りで現役を引退したソフトバンク中村晃氏(36)が2年連続日本一に輝いたチームに祝福のメッセージを送った。19年間、ホークス一筋で活躍し、8度の日本一を経験。現役最後のシーズンとなった今季も、チームは有終の美を飾った。自らと入れ替わるように正木智也外野手(26)、庄子雄大内野手(24)らがポストシーズンも躍動。来季のさらなる成長を期待した。
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リーグ3連覇に続いて、2年連続の日本一、おめでとうございます。ホークスは日本シリーズの大舞台でも「普段通り」の野球をやり通したと思います。日本ハムとのCSファイナルもそうでしたが、チームは堂々としていました。大舞台だから、と言って変な緊張感もなかったように感じたし「打てなかったらどうしよう」というようなマイナス思考もなかったような戦いぶりでしたね。
チーム最年長の柳田さんや、佑京(周東)、クリ(栗原)ら経験者がいるし、そんな姿を見て若い選手もノビノビとできたんじゃないでしょうか。私も、これまで出場した日本シリーズは1年間戦い抜き、頑張ってきた「ご褒美」のような期間と思ってグラウンドに立っていました。よし、集大成を見せてやろう、そんな気持ちでした。
それにしても今季、1番打者に定着した正木は大きく成長しました。おとなしい顔をしていますが、根性もあるし、負けん気も強いんです。一塁守備でも強烈な打球であっても怖がらない。しっかり体で止めに行くし、練習でもいろいろと工夫していましたからね。実は、正木の成長は私が現役引退を決意する要因の一つでもありました。5月中旬に1軍合流してから自己最多の28本塁打。試合ごとに成長していく正木の姿を見ながら「ああ、もうオレは出るところがないなあ」と感じさせられました。これなら正木も大丈夫だなと思って、バットを置く決心につながったことは確かです。
2年目の庄子も日本ハムとのCSファイナルでMVPを獲得するなど、ポストシーズンはいい活躍でした。ただ、来年はしっかり「レギュラー」と言われる存在になってもらいたい。勝負は来年ですね。この自信を来シーズンにつなげていってほしいです。2戦目で決勝アーチを放った川村もレギュラーを取れる力はあると思います。打撃を評価されて3年前に支配下登録になったわけですから。豪快にバックスクリーンへ放った1発。あそこに打ち込む力は持っているんです。
「若い力」が躍動してつかんだ栄冠。頼もしい後輩たちの活躍でした。



