ロッテ先発の涌井秀章投手(30)は、3回5安打5失点で降板した。

 初回に3四球で1死満塁を招き、モレルに先制を許す右前適時打を打たれた。さらに、中島の犠飛で2点目を失った。2回は3者凡退に抑えたが、3回にT-岡田に中前適時打を打たれ、中島には2ランを打たれた。

 3回KOは今季最短。試合前、伊東監督は「1人で投げ抜いてもらいたい」とエースに完投を期待していたが、思わぬ展開となった。

 涌井は降板後、「チームのいい流れを初回の守りで崩してしまい、この様な展開、そして早い回の降板。チームに迷惑を掛けてしまい申し訳ないです。後は、チームが逆転してくれるようにベンチで応援します」とコメントした。