広島が新井貴浩内野手(39)のサヨナラ打で首位攻防戦を制し、チームの連敗を4でストップした。

 1点ビハインドで迎えた9回裏、菊池涼介内野手(26)の11号ソロで同点。なおも2死一塁から新井が左翼に試合を決める二塁打を放った。

 試合後のお立ち台に上がった新井は「打った瞬間はとにかく『早く落ちてくれ』と思いながら走りました。本当に一丸となっての苦しい勝利。チーム全員の勝利」と振り返った。値千金の一発を含む5安打の菊池は「(本塁打は)完全に(芯を)食ったという感触。久々に歩かせていただきました。夢でもあった新井さんと2人のお立ち台。最高でーす」と満面の笑顔を浮かべた。