ソフトバンクが悪夢のサヨナラ負けを喫した。2点リードの9回裏2死一、二塁で、一塁を守る吉村がゴロをファンブル。痛恨のエラーで満塁のピンチを招くと、守護神サファテがロッテ鈴木に同点の2点タイムリーを浴びた。

 延長に突入してからも、中継ぎ陣が持ちこたえられずに、今季7度目のサヨナラ負け。工藤公康監督(53)は「ああいうことも起こるんだな。野球って、難しい。吉村は一塁も三塁も守れるし、バント処理もできる。選手を責めるのはかわいそうだ」とかばった。

 日本ハムとのゲーム差は「2」に縮まり、首位の座が危うくなってきた。