西武が1発攻勢で4月以来、今季2度目の4連勝を決めた。

 1回に秋山の先頭打者アーチ、中村の14号2ランで3点を先制。14年から8戦8敗と苦手のロッテ石川相手に主導権を握った。1点差に迫られて迎えた4回と6回には、山川が自身初の2打席連続弾。効果的な2発で流れを渡さず、逃げ切った。

 田辺徳雄監督(50)は「初回に苦手の石川から点をとって、こっちのリズムで試合を運べた。山川の2発も大きかった」と振り返った。

 16日ソフトバンク戦で攻略した武田に続き、天敵を打っての勝利。「苦手だった投手に、何とか黒星をつけている。今後も点をとって、投手を楽に投げさせてあげたい。(4連勝で)いい流れをキープ出来ている」と話した。