西武が完敗で7カード連続勝ち越しを逃した。先発十亀が1点リードの4回に長打に四球が絡んでピンチを広げて3失点。6回には後を受けた小石、豊田も打たれ、大量6点を失った。打線も10安打で2得点。

 田辺徳雄監督(50)は「十亀は腕が振れない。(中継ぎ陣は)劣勢で失点が重なると…。打線はチャンスはつくったけど、最後の一押しが欠けた」と険しい表情だった。十亀は「ゲームメークできなかったことが今日の反省点です。チームに申し訳ないです」と悔しさをにじませた。