今秋ドラフト1位候補で最速156キロ右腕の創価大・田中正義投手(4年=創価)が完封ペースの好投も、8回表途中降雨コールドで引き分けとなった。

 初回から150キロ台を連発し、制球や変化球の精度も安定。「ストライク先行で、要所でいいボールが行った。最後まで行くつもりだった」と、7回まで4安打9奪三振で無失点に抑えた。打線の援護に恵まれず引き分けに終わったが「バランス(の良さ)も先週とは違ったし、どんどん良くなっている」と手応えを口にした。