戦線離脱していた日本ハムの守護神、クリス・マーティン投手(30)が7日、札幌ドームで行われた紅白戦で実戦復帰した。

 4回表に白組の2番手で登板。西川、渡辺を遊ゴロに仕留め、2死無走者から大谷には四球。続く近藤に左前打を浴びたが、横尾を中飛に抑えた。1回1安打無失点、最速152キロだった。

 9月4日オリックス戦(ほっともっと神戸)で登板後、ベンチの段差を踏み外して左足首を捻挫。優勝争いの佳境で、悔しい登録抹消となっていた。「足首の調子も良かった。やっとマウンドに上がれて、ホッとしている」と、クライマックスシリーズでの復帰へ手応えを感じていた。