CS初先発のソフトバンク千賀が7回12奪三振と力投した。

 初回に2被弾しながら「立ち上がりから今年一番よかった。自分の球を投げられていたので、何とも思わなかった。勝ったから言えるんですけどね」。2回以降は2安打無失点。勝ち負けもつかなかったが、第1戦起用の期待にこたえた。

 ▼CS初先発の千賀が12奪三振。プレーオフ、CSの2桁奪三振は14年ファイナルS第5戦大谷(日本ハム)以来9人、11度目。いきなり1S第1戦で記録したのは08年ダルビッシュ(日本ハム)以来3人、4度目だ。昨年の千賀はファイナルSで3回2/3を投げ4三振を奪っており、CS通算では10回2/3で16奪三振の奪三振率13・50をマーク。この日の2失点はソロ本塁打2本。走者がいる場面では昨年から通算8打数0安打と、安打をまだ許していない。