成長著しい右腕の糧となるか。
阪神は9日広島戦(甲子園)で今季初のセ・リーグ相手に3連敗を喫し、勝利した2位巨人とのゲーム差が2に縮まった。
0-0で迎えた7回、阪神先発の高橋が1死から床田に遊撃への内野安打を許すと、大盛に死球を与えたところで降板。1死一、二塁でリリーフ登板したのは、木下里都投手(26)だった。
迎えた菊池に左翼線へ先制の適時二塁打を許すと、さらに中村奨にも2点左前適時打を浴びた。木下は前回3日ヤクルト戦(神宮)まで12試合連続無失点と好投を続けており、この日が約1カ月ぶりの失点だった。
藤川球児監督(46)は継投について「高橋も得点圏での投球がかなり多くなってきていましたので、ですからあそこはもう木下でというところですけど、攻撃がね、なかなかできませんでしたからその辺りが苦しかったですね」と説明した。右腕への信頼度がうかがえる。
36試合登板、防御率1・79とここまで戦力として貢献してきたプロ2年目。経験にしてほしいか、と問われた指揮官は「もちろんそうですね。こういう結果ももちろんありますけど、いかに切り替えられるかも重要だし、ゲームの展開としては非常に難しい場面だったと思いますね」と答えた。まだまだ進化の途上。必ず肥やしとなるはずだ。



