ソフトバンクは19日、工藤公康監督(53)も加わったスカウト会議を都内で行った。

 出席した王貞治球団会長(76)は会議後、結論がまだ出ていないことを明かし「目移りするぐらい多いので、今年は大変。12球団、悩んでいるんじゃないかな」と苦笑い。過去3年のドラフト1位は、将来性のある高校生投手を指名してきた。ただ、今年は豊作の大学生投手が1位候補に挙がる。

 昨年のドラフト会議では3球団が1位指名で競合した県岐阜商・高橋純平投手を工藤監督がくじで引き当てた。今年も大役を務める予定の指揮官は「何よりもくじを引くのが緊張する」と話した。