広島黒田博樹投手(41)が28日、小雨が降り続ける中、マツダスタジアムでキャッチボールなど調整を行った。

 日本ハムに王手をかけられ、もうあとがない広島。黒田は中4日で第7戦の先発が予想される。再びマウンドに上がるためには29日第6戦の勝利が絶対条件となる。

 黒田は「まずは明日勝たないことには何も起こらない。登板のことを考えるよりも、チームがどう勝つかが大事。まず自分ができる準備をして、登板があれば全力を向ける」と話した。チームの逆王手を信じて、最後の登板を待つ。