阪神からドラフト6位指名された四国IL・徳島の福永春吾投手(22)が10月31日、高松市内のホテルで開催された同リーグの年間アワードで「年間グラゼニ賞」を受賞した。

 2年連続最多奪三振のタイトルの表彰も受けた右腕は、今ドラフトで阪神から指名を受け、見事に「ゼニ」をつかんだことが受賞理由という。

 同リーグは、2013年から講談社モーニング編集部と共同で「グラゼニ賞」を創設。野球のあらゆるシーンで「お金を払っても見に来て良かった」と観客に思われるようなプレーを披露した選手に、毎月、グラゼニ賞を送ってきた。福永は今シーズンの「年間グラゼニ賞」に選出された。賞金は3万3000円。漫画「グラゼニ」の主人公・凡田夏之介の年俸(3300万円)にちなんだ。

 福永は「2年連続で最多奪三振を獲得することができ、非常に光栄に思います。自分が在籍した2年で、この賞だけは他の誰にも明け渡すことなくNPBに行くことができました。今後、さらなる飛躍をするために練習に励みます」とコメントした。