日本ハム大谷翔平の「二刀流」を、米球界が早くも認め始めた。

 カブスのエプスタイン編成本部長が、GM会議の会場で大谷について言及。「全球団が獲得したいだろう。(投打の)いずれでもプレーできる」と高く評価した。今春、日本ハムの米アリゾナキャンプ中には、同編成本部長がホイヤーGMらと視察しており「二刀流の選手はナ・リーグの方がいいかもしれない」と話すなど、打者としての才能も認めている。また、ドジャースのザイディGMは「投打ともにすばらしい。今後も動向を注視する」と発言。9日付のニューヨーク・ポスト電子版では「総額3億ドル(約315億円)の契約になるかもしれない」とのスカウトの話を紹介。実現すればヤンキース田中(総額1億5500万ドル)を超え日本選手史上最高額。来オフにでもポスティング申請をすれば、前代未聞の「大谷狂騒曲」となることは間違いなさそうだ。(スコッツデール=四竈衛)