ヤクルトは14日、今季米タイガース傘下3Aなどでプレーしたディーン・グリーン一塁手(27)の獲得を発表した。

 背番号は「40」、1年契約で年俸は推定5000万円に決まった。グリーンは193センチ、115キロの巨漢体形で、左打ちの長距離砲。メジャーの経験こそないが、今季3Aと2Aで130試合に出場し、打率2割9分6厘、23本塁打、108打点を記録。マイナー通算6シーズンで、打率3割6厘をマークするなど確実性も兼ね備える。

 「今回、ヤクルトという素晴らしい球団に機会をいただき、大変光栄であり恐縮に思っています。スワローズはとても歴史ある球団ですし、これからの新しい未来の一部になれたらと強く思っております。スワローズには球界の中でも最高のファンが支えになってくれていることを知り、そのファンの野球に対する気持ちと愛着心を経験することや、ファンと一緒に交流を深められることを楽しみにしています。また新しいチームメートと、一緒にプレーすることも楽しみですし、昨年のような優勝を狙える常勝チームの一端を担えることができればと思っております」と、球団を通じてコメントした。