阪神が、来季の開幕投手に「内定」していたランディ・メッセンジャー投手(35)の登板に関して「検討ミーティング」を予定していることが分かった。来年の開幕はマツダスタジアムでの広島戦に決まったばかり。秋季練習中の10月中旬には金本監督が開幕投手の話題に「ほぼメッセでしょう」と明かしていたが、メッセンジャーは同球場で今季2戦先発して1勝ながら、防御率10・24と苦手にした。

 香田投手コーチは「監督と話し合ってから。いま、どうこう言うことはない。これから、そういう話になるでしょう」と説明した。今季も12勝を挙げる大車輪の働き。来季、巻き返しを期す金本阪神のスタートだけに首脳陣が意見交換して最終決定することになりそうだ。