中日福敬登投手(24)と育成の渡辺勝外野手(23)が3日、名古屋市の医王寺で行われた恒例行事「ボール供養」に参加した。

 さまざまな競技の使えなくなったボールを供養する祭事を目の当たりにした福は「普段、何げなく僕たちがやっていることですけど、ボールは命あってのこと。高校や社会人ではボロボロになったボールを縫って使っていた。初心に帰ることができた」と振り返った。

 供養が終わると、トークショーが行われた。来季、育成契約2年目を迎える渡辺は「ルーキーイヤーは他の育成の選手には負けないと思ってやってきた。成績もアピールポイントも結果的には近藤(弘基)さんが先に支配下になり、負けた。でもその気持ちを忘れずにやっていきたい」と、支配下契約を勝ち取る決意を語った。