日本プロ野球選手会は4日、山梨・甲府市でファンとの交流イベント「ベースボール・クリスマス2016in山梨」を開催した。

 楽天嶋基宏捕手(31)、DeNA石田健大投手(23)、日本ハム高梨裕稔投手(25)、中日高橋周平内野手(22)、オリックス山崎福也投手(24)ら、12球団の選手が参加した。

 選手が子どもたちとキャッチボールを行うなど、数多くの企画を実施。日本プロ野球選手会理事長の中日大島洋平外野手(31)は「今は公園などでもキャッチボール禁止のところが多い。練習環境が少なくなってきている。こういうイベントで、野球に興味を持ってくれる人が増えて、野球人口が増えてくれたらいいなと思います」と期待した。

 パ・リーグ新人王に輝いた山梨学院大出身の高梨は「山梨に来ていなかったらプロには入れなかったかもしれない。第2の故郷。懐かしい気持ちです」と笑顔を見せていた。