日本ハム期待の大砲候補が早くもスター選手の仲間入り!? 3日、ドラフト4位の専大・森山恵佑外野手(22)のバットが富山・南砺バットミュージアムに展示される可能性が出てきた。富山出身の森山に、木製バット生産量日本一の南砺市内にある同館の嶋信一館長(67)が「ぜひ送ってもらえれば展示したい」とラブコールを送る。

 館内には王貞治氏や長嶋茂雄氏ら豪華な顔ぶれのお宝バットが、約500点展示されている。現役選手のバットもあり「中田翔選手と田中賢介選手のバットの隣に置くよ」と、日本ハムコーナーの拡大を狙い、すでに展示場所も検討されている。

 竹田憲宗球団社長が同市出身で、2月にも市内に後援会が発足する動きがあるほど、日本ハムへの応援熱は高い。9月には富山市で楽天戦が開催される。「その時には1軍に上がって試合に出たい」と、地元凱旋(がいせん)を誓う森山は「展示してもらえれば光栄なことですね。でもそのためにも頑張らないといけない」。自信を持ってバットの提供に協力できるよう、モチベーションに変える。【保坂果那】