広島ケムナ誠投手(31)が24日、球団から来季契約を結ばないことを通告された。春秋のキャンプ地である宮崎・日南市の出身で、幼少期から広島ファンだった。「ずっとカープを見てきて、カープファンだった。縁があって入ることができてすごくうれしかったんですけど、9年間は長いようですごく短かった」。戦力外通告を受けても、球団には感謝の思いを伝えたという。
入団3年目の20年から3年連続40試合登板を記録するなど、ブルペンを支えた。だが、24試合登板に終わった23年9月に右ひじを手術。翌24年は5試合登板に終わり「ちょっと無理をしちゃったのかな」と振り返る。その後は度重なるケガに見舞われ、今季も状態が上向いてきた5月に右腕を負傷。2年連続1軍登板なしに終わった。「ケガも自分の実力のうちだと思うので、実力が足りなかったのかなと思います」。投球を再開したシーズン終盤には150キロ台を計測するなど好感触を得た。
今後については「最後は体も元気だったので、もし縁があるなら他のチームで野球を続けたい。カープのユニホームで最後、マツダ(スタジアム)のマウンドに立てなかったんですけど、もしかなうのであれば違うユニホームを着てでもマツダに帰って来られたら」と現役続行に意欲を示した。



