巨人の新人合同自主トレが9日、川崎市のジャイアンツ球場でスタートした。

 ドラフト7位で身長2メートル1センチの台湾人右腕、廖任磊(リャオ・レンレイ=23)が、規格外キャッチボールを披露した。約10メートルの距離からブルペン並みの投球を続け、相手役の育成6位・高山竜太朗捕手(21=九産大)から「体感は140キロ後半でした」と驚かれた。直後のティー打撃でも125キロの体で強烈な当たりを連発。「大学の監督に、普段から腕を強く振ることで球の切れが出ると言われ、続けています。高校では一塁と三塁。打撃は飛ばすのが好き。機会があれば楽しみたいです」と意欲的だった。