巨人杉内俊哉投手(36)が13日、鹿児島・薩摩川内市内で行っている自主トレを公開した。

 15年10月に受けた右股関節手術からの復活に向け、室内練習場でダッシュや約70メートルの遠投など、同僚の江柄子と土田、オリックス山崎勝と軽快にメニューを消化した。

 手術明けで昨年の自主トレではできなかった宿舎から練習場まで片道約17キロの“自転車通勤”も、この日は雨上がりのため見送ったが、今自主トレでは復活させるなど、患部に不安もなく調整は順調な様子。「去年に比べるとかなり動けているし、キャッチボールもだいぶ投げられている。去年のこの時期に比べると、かなり野球選手らしくなってきたかな。ローテーションを守れれば2ケタ勝つ自信はある。投手がたくさんいるのは分かっていますし(先発枠を)勝ち取っていかないといけないですね」と語った。