広島中崎翔太投手(24)が14日、高校時代を過ごした宮崎・日南市で自主トレを公開した。広島のキャンプ地である天福球場でチームメートの江草仁貴投手(36)塹江敦哉投手(19)とともにキャッチボールやノックで汗を流した。

 昨季終盤に右腰を痛めて離脱し、日本シリーズでも右腰と右股関節を痛めた。安定感を発揮しながら、不本意な終わり方となった。それだけに「ケガをしない体づくりがテーマ。(昨季は)最後に悔しい思いをした。負けたら何も意味がない。そこに挑戦できるようにいいシーズンにしたい」と意気込む。自主トレでは例年以上に走り込みを増やし、足腰の強化を図る。今後さらに走り込みの量を増やしながら、シーズンを投げ抜く体をつくり上げる。