中日の選手会合同自主トレが行われたナゴヤ球場で15日、名古屋が誇るみそかつの名店「矢場とん」の豚まんが200個振る舞われた。

 この日、寒波の影響でナゴヤ球場は一面銀世界。選手寮の前に蒸し器が設置され、選手たちが列をなした。リハビリ組の小笠原慎之介投手(19)も「熱い! うまい!」とほおばった。

 「矢場とん」の鈴木孝幸会長は「僕は18歳のときから中日スタジアムでスコアボードの得点をひっくり返すアルバイトをしていて、ドラゴンズは青春そのもの。凍えるより少しでも温かいものをと思って」と差し入れ。気温0度の中、自主トレに励むナインのパワーになっていた。