黒髪&ツヤツヤ肌なら開幕1軍間違いなし! 中日ドラフト2位京田陽太内野手(22=日大)が23日、大学のテストのため合同自主トレを一足早く終了した。次のステージは27日に合流する沖縄だが、1カ月間のサバイバルの重要ポイント? を打ち明けた。

 「白髪とニキビが増えてしまって…。精神的なものだと思います。練習は好きなので大丈夫ですが」。ドラフト前に突如、髪の毛に白いものが現れた。「つるつるだった」顔にもニキビが。ドラフトを控えた注目選手の重圧は相当だった。化粧水や洗顔でケアを続けてきたが、名古屋に来ても環境の変化からか、異変は治まっていない。

 「まず1軍キャンプにしていただいた。満足せず、終わったときにも1軍と言われるようにしたい。まずは札幌です」。今の目標はキャンプ後に直接、札幌に移動する3月1、2日の日本ハム戦同行。それまで、各クールの1、2軍入れ替え、7度の実戦などいくつもの関門が待ち受ける。

 キャンプが進む中で白髪が減り、ニキビの数も減っていれば吉兆だ。環境にも慣れて、順調にパフォーマンスを発揮できている証しになる。「そうなりますよね。もし増えていたら教えてください」とイケメンはさわやかに笑った。

 守備走塁を高く買う森監督は、堂上と京田を競わせて遊撃レギュラーを決める方針。「相手をさせていただくだけで光栄。しっかり堂上さんの背中を見て学んでいきたい」。注目の遊撃争いで京田の“現在地”が分かるバロメーター。カギを握るのはもちろん薬局ではなくグラウンドだ。【柏原誠】