阪神ドラフト1位大山は、沖縄・宜野座の1軍キャンプスタートが決定した。「あらためてしっかりやらないといけない気持ちになった。とにかく打撃を期待されていると思うので、打撃でアピールしたい」と気を引き締めた。

 キャンプでは序盤から実戦形式の練習が組まれる。藤浪ら主力投手との対決も予想される。「楽しめればいいと思いますが、難しいとは思います」と慎重だったが、目標の開幕1軍へアピール機会は逃せない。1カ月のホテル生活は初体験となるが、趣味の音楽鑑賞でリラックスしながら乗りきる考えだ。

 首脳陣からは、内野の複数ポジションを守れると期待されているが、プロ初のキャンプは本職の三塁手としてスタートする見込みだ。ドラフト2位小野と5位糸原も沖縄行きが決定。新人3人の1軍キャンプスタートは10年の二神、藤原、藤川俊以来、7年ぶりとなった。