昨夏のU18(18歳以下)アジア選手権優勝メンバーの中京大中京(愛知)佐藤勇基内野手(3年)、いなべ総合学園(三重)渡辺雄太捕手(同)が29日、神奈川・川崎市内の法大野球部合宿所へ入寮した。

 中日などで活躍した父秀樹氏(46=中日スコアラー)は30日からキャンプのため沖縄入り。ギリギリの日程だったが、ともに上京することができた。15年夏の甲子園では、中堅を守っていたオコエ瑠偉(19=楽天)の背面キャッチが話題になったが、あれを打ったのが佐藤。守備だけでなく打力も見逃せない。「肩も自信があります。4年後プロへ行くために進学したことが間違っていないということを証明するため、頑張ります」と言った。

 一方、渡辺はU18では西武1位の今井達也投手(18=作新学院)、楽天1位の藤平尚真投手(18=横浜)らプロ入りした7人全員の球を捕った。「やっぱりみんなトップレベルだと思った。プロ入りしたメンバーに負けないようレベルアップしてプロに行きたい」と言った。