阪神ドラフト2位小野泰己投手(22)の恩師、富士大・豊田圭史監督(33)が宜野座キャンプを訪れた。

 ブルペンで、鳥谷を打席に立たせての小野の投球も見守り「低めへのボールがよくなっているし、スライダーも少し変わった。本人に『何か変えたの?』と聞いたら『何も変えてません』ということでしたが」と、教え子の成長ぶりを確かめた。

 大学時代は故障もあり、主力投手として本格的に活躍し始めたのは4勝無敗の成績を収めた3年春から。「苦しいこともあったけれど、ぶれなかった。あいさつ、礼儀はしっかりしているし、人としてもちゃんとしている。ケガなくやっていってほしい」とエールを送った。