日本学生野球協会と全日本大学野球連盟は２７日、都内で評議員会を行い、学生野球協会は、日本学生野球憲章の一部変更を承認した。

　プロ野球経験者が学生を指導するために必要な学生野球資格回復に関する規則について、殿堂入りした者についてはプロ側・アマ側双方が定めた研修会を免除するとした。代わりに、アマ側ではリポート提出を義務づける。また、指導者や選手経験のないプロ野球の球団職員やトレーナーなどについては、やめた翌日から学生野球資格を回復するとした。第２条、学生野球の基本原理＜３＞には「学生野球は、法令を順守し健全な社会規範を尊重する」と条項を追加。改訂し、より明確化した。日本学生野球協会・内藤雅之事務局長は「規定の変更ではなく取り扱いの変更。よりガバナンスを強化した」と話した。