DeNAフィル・クライン投手(27)が、投打に奮闘し、2勝目を挙げた。

 投げては6回途中まで104球を費やしながら、4安打3失点。打っては1点を追う4回、2死満塁から逆転の2点適時打を放った。

 本拠地のお立ち台に初めて上がると「最高の気分です。投球は最高じゃなかったけど、自分で打ててよかった。課題は球数を少なくすることだったが、粘り強くゲームをつくれた。タイムリー安打は、バットをボールに当てることだけ考えていた」と喜んだ。

 ラミレス監督は、クラインの適時打に「まったく予想していなかったので余計にハッピーな気分。今日は彼の日だったね」と満足そうだった。