阪神藤浪晋太郎投手(23)は、白星はつかなかったが、7回2失点で粘投した。

 初回からいきなり無死二、三塁のピンチに。DeNAロペスに中前へ2点打を浴び、10球で先制を許した。

 それでも150キロを超える真っすぐとスライダーを中心に、2回以降は三塁を踏ませず。同点の8回に打席が回ってきたところでお役御免となった。「粘るのひと言に尽きるかな。(四球を出しても)切り替えて、次のバッターを打ち取ることだけを考えて行きました」。この日は4四死球を与えたが、後続につなげさせず、踏ん張った。