ソフトバンク柳田悠岐外野手(28)が推定140メートルの特大先制弾を放ち、チームの連敗を2でストップした。初回2死からオリックス松葉の真ん中高め直球をフルスイング。高く上がった打球は、京セラドーム大阪のバックスクリーン左下の5階席まで届く中越え5号ソロとなった。

 「とにかく甘い球来てくれとだけ願っていた。芯に当たったので飛ぶかなと思った。ラッキーでした。本塁打は(どんな1本でも)1本なので(飛距離にかかわらず)全部うれしいです」

 2年前に横浜スタジアムの電光掲示板を破壊した推定150メートル弾をほうふつとさせる特大アーチ。藤本打撃コーチも「昨日は(オリックス金子が)いい投手だと思って気持ちで負けていたけど、今日は集中していた。1日で変わった。ギータは天才や」と絶賛した。