中日が連勝を4に伸ばした。前日に初めて3連勝した勢いが生きていた。同一カード3連勝は昨年9月の巨人戦以来で、広島戦になると15年8月以来だ。

 先発吉見が5回1失点と仕事を果たし、打線もビシエドの2打席連続適時二塁打などで加点した。6回からの継投は伊藤、岩瀬、三ツ間、田島とつないで、反撃されながらも何とか逃げ切った。ゲレーロの9号ソロなど終盤の追加点も効果的だった。

 5回1失点の吉見にもようやく今季初白星がつき、いい形での4連勝。森監督は「1つ1つ勝って、3の次は4。次勝ったらまた初めて。外国人がいいところで打って、足を使えるイニングもあって。4連勝しちゃうとリリーフが(連投で)気の毒だけど、明日休んでもう一踏ん張りしてほしい。吉見に白星がつけば一番の薬になる」。攻走守にわたってプラス面が出た試合を、満足そうに振り返った。【柏原誠】